ラベル

2012年6月27日水曜日

速読

今日もジメジメしていました。少し動くだけで、あっという間に汗がでてきます。中学生は、
期末テストが終わり、ホッと一息です。楽しい夏休みがもうすぐやってきますね。


最初の形の稽古は、前回に引き続き、みんなで少年剣道形をやりました。4-6本を

通しました。これまでも練習していましたが、あらためて、細かな所を注意しました。

特に4本目の最初の面は、防がれることが分かっているので、つい斜めから打ってし

まいます。まっすぐ振りかぶれるようにしよう。

今日の号令は、ショウイ。「モクソーーーー!」がいい具合に響き、みんなで集中できました。

体操、素振りをササッとこなした褒美に、「すり足ジャンケン」をしました。2組に分かれて、

道場の白線に沿って、すり足で相手の陣地にのりこみ、ぶつかったところでジャンケン。

負けたら、すぐにスタート位置に戻ります。勝ったら、そのままさらに敵陣へすり足。

今日も、なかなかの好ゲームでした。けっこうな足さばきになってましたよ。

飛びこみ面の打ち込みでは、以前から「もっと遠くへ打つ」「左足を素早く

ひきつける」ところに注意していましたが、徐々に良くなり、剣が前に伸


びてきました。もっともっと前に伸びると思います。ハヤトの踏み込みも


さまになってきました。アカリちゃんは、背筋がピンと伸び、いい打ち込


みをしています。次は、「素早さ」に集中してみてね。

防具をつけてからは、ルリちゃんと私は、個別レッスンです。「きをつけ」

「着座」などの所作を復讐して、何度も楽しく素振り・打ち込みをしました。


今日で完璧にすり抜け後の振り向く方向を間違えないようになりました。


100点! ヤッター!




最後にみんなで、掛かり稽古をしました。モネちゃん、ショウイペアの手本は、スピード

があり、よかったです。これを見てもらってから、みんなの動きが変わりました。

「百聞は、一見にしかず」でした。イメージとしては、もっともっと早く、一瞬で相手のスキ

を見極めれるようになろう。家で「速読」をしても、効果があるかもしれません。

たくさん本を読んで、素早く、かしこくなろう! ・・・ マンガ? (゜_゜>)うーん

「速読」を意識するなら、文字の方がいいと思います。よ。


文武両道! 剣道で得た粘りを勉強に、勉強で得た思考力で、剣道の技量を高めよう。
http://www3.ocn.ne.jp/~ki-mame/tenufr.htm
に良い解説がありましたので、参考にしてください。かなり(゚ν゚)ニホンゴムズカスィネー
ここでも、「文と武は、車の両輪」とあります。こういったことが、学べるのも剣道の良い
所ですね。

『文武併進』太田義人範士

「文武不岐」「文武両全」「左文右武」「修文練武」「経文緯武」等々、文武両道を示す言葉は多く、文武は車の両輸、鳥の両翼のごとしと言われているが、江戸時代の儒者でわが国における陽明学の祖とされる中江藤樹は、その著『翁問答』の中で文と武について次のように述べている。「元来、文武は一徳であって、別々のことではない。武のともなわない文は真実の文でなく、文のともなわない武は真実の武ではない。文は武の根に、武は文の根となるものである。文は仁道の異名であり、武は義道の異名である。仁と義は同じように人性の一徳であるから、文武も同様に一徳である。また文武には徳と芸という本末がある。仁は文の徳であって、文芸の根本である。文学・礼楽・書数は芸であって、文徳の枝葉である。義は武の徳であって、武芸の根本である。軍法・射御・兵法などは芸であって、武徳の枝葉である。根本の徳を第一につとめ学び、枝葉の芸を第二に習い、本末を兼ね備え、文武合一であるのを真実の文武というのである」
「文武併進」は鳥取藩の教育方針であり、その精神を受け継いだ因伯尚徳会で剣を学んだ太田範士は、自ら再建した尚徳錬武館においてもこの教育方針を貫き、子弟の育成に力を尽した。

次回は、「定例試合」です。前回勝者は、カップをお忘れなく。みんな(,,゚Д゚) ガンガレ!

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    号令のかけ方によって引き締まった空気が出せるかどうかがきまりますよね。だらーと締りがわるい号令だったら稽古もしんどくなりますね。まず大きな声でやることが大事です。
    みんないいカンジの号令です^^。
    モネちゃんは勉強と部活♪と剣道がんばってね。    菊傳

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  2. 菊傅さん、いつもありがとうございます。

    最初の号令は、けっこう大事ですね。その後の稽古に影響しています。
    大きすぎず、小さすぎず、これも程よい音量がいいですね。

    何度かお坊さんのお経を聞いたことがありますが、とても心地よいですね。
    お坊さん剣士の方の発生は、さすがに際立っていたことを思い出しました。

    気合も、声を張り上げすぎると、気負いになってしまいますね。なるほど。

    中学生になると、だんだん大変です。がんばってほしいと思います。

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